愛媛県知事指定検査機関 社団法人 愛媛県浄化槽管理センター

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浄化槽のしくみ 〜浄化槽の構造〜

高度処理型(1) (窒素除去型合併処理浄化槽にリン除去機能を加えた方式)

 高度処理浄化槽とは、窒素、リン、BODを高度に処理できる浄化槽で、閉鎖性水域における富栄養化防止に効果的です。

 流量調整機能を有する嫌気ろ床槽により固液分離(固形物を水と分離)し、生物ろ過槽内にある担体に付着した微生物により汚れを分解します。また、生物処理槽内にあるリン除去装置により、リンの除去を行い、消毒後に放流する構造です。

代表例

流量調整型・嫌気ろ床槽

流量調整機能により流入水の流量変動を緩和し、生物ろ過槽へ汚水を移送します。
また、汚水中の浮遊物を取り除くとともに、ろ材についた嫌気性微生物(酸素のないところで働く微生物)が汚水の中の有機物を分解します。

生物ろ過槽

【好気部】
ブロワから送り込まれる空気により、好気部内の担体が流動し、担体に付着した好気性微生物(酸素を必要とする微生物)が働き汚れを分解します。
【ろ過部】
担体が充填されており、浮遊物質をろ過するとともに、担体に付着した微生物により汚れを分解します。
※1日に1回程度ろ過部の汚れを剥がすための逆洗が、ブロワ内のタイマーの設定により行われます。
【リン除去装置】
水に浸透した2枚の鉄板間に直接電流を流すことにより、陽極よりFe2+が溶け出し、Fe2+が溶存酸素でFe3+に酸化される。Fe3+がPo43-と反応して不溶性のFePO4になる。
FePO4は生物ろ過槽のろ過部で捕捉し、逆洗時に汚泥として嫌気ろ床槽へ移送される。

処理水槽

生物ろ過槽の水を一時的に貯留し消毒槽に移流させます。

消毒槽

塩素消毒し衛生的に安全な水とし放流します。

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